会社を設立した直後は、登記や各種届出、銀行口座の準備、名刺や資料の作成など、やるべきことが一気に増えます。目の前の手続きに追われるうちに、営業や集客の準備が後回しになってしまう方も少なくありません。

しかし、会社設立直後に本当に重要なのは、「会社を作ったあと、どうやって仕事につなげるか」を早い段階で整えることです。法人を設立しただけでは、問い合わせや紹介が自然に増えるわけではありません。最初の数か月で営業の動き方や情報発信の土台を作れるかどうかが、その後の集客に大きく影響します。

この記事では、会社設立直後に優先して取り組みたい5つのことを、営業、人脈づくり、SNS、WEB広告、SEO・MEOの観点からわかりやすく解説します。

この記事の監修者

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H.Yamashita

新卒で三井住友銀行に入行後、11年間幅広い業種業界・企業規模の法人を担当し、融資業務を中心としたコンサルタント業務に従事。子会社の信託銀行では、専務直属の新規事業企画室にて新規企画推進を担当。

銀行員キャリアのラストは本店営業部にて従事し、不動産・建設業界の上場企業を担当。


その後、WEBマーケティングに強みを有するスタートアップ企業に転職し、企業のあらゆるお悩みや課題を解決し、貢献したいという想いからコンサルタントとして独立、起業。

セールスライティング、WEBマーケティング、SEO、MEO、SNS、広報、WEBサイト制作など、財務や経営管理以外にも幅広い実績を有するオールラウンドな経歴を持つため、一気通貫であらゆるお悩みや課題の解決に貢献できる。

二人三脚スタイルの伴走型支援で当事者意識を持って高い熱量でサポートすることが強みであり特徴。クライアント数は140社超える。


会社設立直後は「手続き」と「集客準備」を同時に進める

会社設立直後は、どうしても手続き関連のタスクに意識が向きやすくなります。税務署への届出、社会保険や労務関係の確認、会計まわりの整理など、必要な作業は多くあります。
一方で、手続きだけを終わらせても、売上は生まれません。創業期は実績や認知がまだ少ないからこそ、営業や集客の準備を同時に進めておくことが大切です。
特に、設立直後は知人紹介や既存の人脈から案件が生まれることもあります。そのときに会社概要、サービス内容、問い合わせ先、実績や強みが整理されていないと、せっかくの機会を逃してしまう可能性があります。
会社設立直後は、「会社としての信頼感を見せる準備」と「見込み顧客に接点を作る動き」を同時に進めることが重要です。

1. まず営業の型を作る

会社設立直後に最初に考えたいのが、営業の型です。
ここでいう営業の型とは、誰に、何を、どのように提案するのかを整理したものです。商品やサービスがあっても、提案先や伝え方が曖昧なままだと、紹介を受けても商談につながりにくくなります。
たとえば、次のような内容を整理しておくだけでも営業は進めやすくなります。
 ・どのような業種・規模の会社を対象にするのか
 ・どの課題を解決できるのか
 ・競合と比べて何が違うのか
 ・初回相談で何を聞くのか
 ・提案資料や見積書で何を伝えるのか
創業期は、完璧な営業資料を最初から作る必要はありません。まずは、サービス内容と相談の流れをわかりやすく整理し、相手が「相談してみよう」と思える状態を作ることが大切です。
ホームページやLPを早めに整えておくと、営業のたびに同じ説明を繰り返す必要が減り、商談前の理解も進みやすくなります。

2. 人脈づくりを計画的に進める

会社設立直後の案件獲得では、人脈づくりも大きな役割を持ちます。
創業期は広告費を大きくかけにくい場合も多く、まずは既存の知人、取引先、士業の先生、地域の経営者、過去の仕事関係者などから紹介が生まれるケースがあります。ただし、人脈づくりは「とにかく名刺交換を増やすこと」ではありません。
重要なのは、自社が何をしている会社なのか、どのような相談に対応できるのかを相手に覚えてもらうことです。
そのためには、会社概要やサービス紹介を簡潔に見せられる資料やホームページがあると便利です。紹介する側も、説明しやすい情報があるほうが安心して紹介できます。
人脈づくりは、短期的な売上だけでなく、中長期的な紹介導線を作る活動です。創業初期から少しずつ積み上げていくことで、後から大きな資産になります。

監修者からのポイント

設立直後のお客様からは、集客と資金繰りのご相談を多くいただきます。

営業や人脈づくりはすぐに結果が出るものばかりではありませんが、会社として何をしているのかを見せる

土台があると、紹介や商談の機会を受け止めやすくなります。

3. SNSで認知の接点を作る

会社設立直後は、SNSも認知づくりに活用できます。
特に、代表者やスタッフの考え方、日々の取り組み、サービスへの想いなどは、SNSと相性が良い情報です。ホームページだけでは伝わりにくい温度感や人柄を見せられるため、信頼形成のきっかけになります。
ただし、SNSを始めるときは、最初からすべての媒体を運用しようとしないことが大切です。X、Instagram、TikTok、Facebook、LinkedInなど、それぞれ特徴が違います。対象顧客がどこにいるのかを考え、まずは続けやすい媒体に絞るほうが現実的です。
SNSで発信する内容は、以下のようなものから始めると作りやすくなります。
 ・事業を始めた背景
 ・よく相談される悩み
 ・サービス提供で大切にしている考え方
 ・お客様に役立つ簡単なノウハウ
 ・会社や代表者の近況
SNSは短期的に問い合わせを増やすだけでなく、検索されたときの安心材料にもなります。ホームページとSNSを組み合わせることで、会社の印象をより立体的に伝えられます。

4. WEB広告は小さくテストする

会社設立直後に集客を早めたい場合、WEB広告も選択肢になります。
SEOやSNSは効果が出るまで時間がかかることがありますが、広告は予算をかければ比較的早く見込み顧客との接点を作れます。特に、検索広告やSNS広告は、狙うターゲットや訴求を調整しながら小さくテストできる点がメリットです。
ただし、創業期にいきなり大きな広告費を投下するのはおすすめしません。まずは少額でテストし、どのキーワード、どの訴求、どのページが反応するのかを確認していくことが大切です。
広告を始める前には、必ず受け皿となるページを用意しておきましょう。広告をクリックした先のホームページやLPで、サービス内容、強み、相談方法が伝わらなければ、広告費だけが消化されてしまいます。

5. SEO・MEOは早めに土台を作る

SEO・MEOは、会社設立直後から意識しておきたい集客施策です。
SEOは検索エンジンからの流入を増やすための取り組みで、MEOはGoogleマップなど地域検索で見つけてもらうための取り組みです。どちらも広告のようにすぐ大きな成果が出るとは限りませんが、早めに始めるほど積み上がりやすい施策です。
まずは、会社名、サービス名、地域名、よくある相談内容などで検索されたときに、必要な情報が見つかる状態を整えることから始めましょう。
ホームページには、会社概要、サービス内容、対応エリア、問い合わせ先、よくある質問などを整理して掲載します。店舗や地域密着型のビジネスであれば、Googleビジネスプロフィールの整備も重要です。
SEO・MEOは、創業初期のうちから土台を作っておくと、数か月後、1年後の集客に効いてきます。

会社設立直後に大切なのは「見つけてもらえる状態」を作ること

会社設立直後にやるべきことは多くありますが、集客面で特に大切なのは、見込み顧客や紹介者に見つけてもらえる状態を作ることです。
営業、人脈づくり、SNS、WEB広告、SEO・MEOは、それぞれ別々の施策に見えます。しかし、実際にはすべてがつながっています。
営業で名刺交換をした相手がホームページを見る。SNSで知った人が会社名で検索する。広告を見た人がサービスページを確認する。紹介を受けた人がGoogleマップや口コミを確認する。このように、複数の接点を通じて信頼感が作られていきます。
だからこそ、会社設立直後は、営業活動だけ、SNSだけ、広告だけと考えるのではなく、全体の導線を意識して整えることが重要です。

まとめ  

会社設立直後は、手続きだけでなく、営業や集客の準備を早めに進めることが大切です。

まず営業の型を作り、人脈づくりを計画的に進め、SNSで認知の接点を作り、WEB広告を小さくテストし、SEO・MEOの土台を整える。この5つを意識することで、創業初期の集客は進めやすくなります。

最初からすべてを完璧に整える必要はありません。大切なのは、会社として何を提供しているのか、どのような相談に対応できるのかを見込み顧客に伝えられる状態を作ることです。

会社設立直後のホームページ制作や集客準備について相談したい方は、まずはお気軽にお問い合わせください。エクシードコンサルティングでは、ホームページ制作、LP制作、WEB広告、SEO・MEO対策まで、創業初期の集客導線づくりを提案型・伴走型でサポートしています。無料でデモサイト制作や、無料でSEO診断(WEB集客の改善ポイント)も承っておりますので、まずは情報交換からでも構いません。お問い合わせをお待ちしております。

この記事の編集者

スタジオ15_800px_R

C.Ogawara

大手食品メーカーにて約1年半、商品開発および営業業務に従事。市場ニーズを踏まえた企画提案や顧客対応を通じて、顧客視点を重視した課題解決力を培う。


その後、WEBディレクター兼SEOコンサルタントとして2年目のキャリアを歩み、他の一流コンサルタントの厳しくも愛のある指導のもと日々奮闘中。

ホームぺージ制作やSEO対策業務に携わり、検索流入の改善やコンテンツ制作を支援。 キーワード選定、記事構成の作成、リライトなどを通じて、検索意図に沿ったコンテンツ設計と継続的な改善に取り組んでいる。 毎日キーワード分析を行い、これまで分析したサイト数は業種業界を問わず200サイトを超え、最新トレンドや業界別の特徴や差別化要素を提案できることが最大の強み。

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代表者名 山下 普之
設立日

2021年2月5日

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