運送会社のホームページリニューアルでは、スマホ対応、採用情報、安全管理体制、対応エリアや車両情報の整理が重要になります。作り直しを判断するタイミング、現状サイトの確認手順、社内で準備する情報、公開後の運用まで、発注前に押さえておきたい流れを解説します。

この記事の監修者

スタジオ15_800px_R

H.Yamashita

新卒で三井住友銀行に入行後、11年間幅広い業種業界・企業規模の法人を担当し、融資業務を中心としたコンサルタント業務に従事。子会社の信託銀行では、専務直属の新規事業企画室にて新規企画推進を担当。

銀行員キャリアのラストは本店営業部にて従事し、不動産・建設業界の上場企業を担当。


その後、WEBマーケティングに強みを有するスタートアップ企業に転職し、企業のあらゆるお悩みや課題を解決し、貢献したいという想いからコンサルタントとして独立、起業。

セールスライティング、WEBマーケティング、SEO、MEO、SNS、広報、WEBサイト制作など、財務や経営管理以外にも幅広い実績を有するオールラウンドな経歴を持つため、一気通貫であらゆるお悩みや課題の解決に貢献できる。

二人三脚スタイルの伴走型支援で当事者意識を持って高い熱量でサポートすることが強みであり特徴。クライアント数は140社超える。


運送会社のホームページは「作ったまま」で止まりやすい

運送会社のホームページは、荷主からの問い合わせや、ドライバーの応募につながる大切な入口です。
一方で、実際には次のような状態になっている会社が少なくありません。
 ・10年以上前に作ったまま、内容がほとんど変わっていない
 ・スマホで開くと文字が小さく、指で拡大しないと読めない
 ・採用情報のページはあるが、募集条件が古いままになっている
 ・拠点や車両台数が増えたのに、サイトには反映されていない
 ・更新を制作会社に依頼する必要があり、そのまま止まっている

運送業では、日々の配車や運行管理が優先されるため、ホームページの見直しは後回しになりがちです。
ただし、荷主の担当者も、ドライバーとして応募を検討している人も、多くの場合はまず検索して会社のホームページを見ています。そこで得られる情報が古いままだと、実際の会社の姿とは違う印象で判断されてしまいます。

リニューアルは「デザインを新しくすること」ではなく、今の会社の実態を正しく伝えられる状態に戻す作業と考えると、判断がしやすくなります。

リニューアルを検討したいタイミング

運送会社のホームページで、作り直しを検討したいサインには次のようなものがあります。
 ・スマホで見たときにレイアウトが崩れる、または拡大しないと読めない
 ・問い合わせフォームが動いていない、または迷惑メールに埋もれている
 ・採用ページの募集条件、給与、勤務時間が現状と合っていない
 ・対応エリア、車種、台数、取扱品目が実態より少ないまま
 ・拠点や倉庫が増えたのに掲載されていない
 ・安全管理や事故防止の取り組みが載っていない
 ・自社で更新できず、小さな修正にも時間がかかる
 ・URLが「http://」のままで、ブラウザに保護されていない旨の表示が出る

特にスマホ表示と採用情報の鮮度は、応募数に直結しやすい部分です。求人媒体からの流入で会社名を検索し、ホームページを見てから応募を決めるという流れは、ドライバー採用でもよく見られます。

また、荷主側の担当者が新規の協力会社を探す場合、複数社のホームページを並べて比較します。掲載情報の量と分かりやすさで、問い合わせ先の候補から外れてしまうこともあります。

リニューアル前に現状サイトを確認する手順

いきなり制作会社に見積もりを取る前に、現状を整理しておくと、必要な範囲と費用の見通しが立てやすくなります。
確認したいのは、次のような点です。
 1. スマホ、タブレット、パソコンでそれぞれ表示を確認する
 2. 問い合わせフォームと電話番号のリンクが正しく動くか確認する
 3. 現在の問い合わせが、どの経路から来ているかを整理する
 4. 掲載中の情報のうち、事実と違う箇所を洗い出す
 5. アクセス解析を導入している場合は、よく見られているページを確認する
 6. 求人媒体やGoogleビジネスプロフィールの情報とずれがないか確認する

このとき、「直したい箇所」をすべて書き出しておくと、部分改修で足りるのか、全体を作り直したほうが早いのかを判断しやすくなります。
ページ数が少なく、更新の仕組みだけが問題であれば、リニューアルではなく管理方法の見直しで済む場合もあります。

荷主が確認したい情報を先に整理する

運送会社のホームページを見る人は、大きく荷主と求職者に分かれます。この2つは知りたい情報が違うため、リニューアルでは先に情報を分けて整理します。
荷主側が確認したい情報には、次のようなものがあります。
 ・対応エリアと、拠点・営業所・倉庫の場所
 ・保有車両の種類と台数(軽貨物、2t、4t、10t、トレーラー、冷凍冷蔵など)
 ・取扱品目と、対応できない品目チャーター、定期便、スポット便など対応できる業務の形態
 ・荷役作業の範囲対応可能な時間帯や曜日
 ・事故防止、安全管理の体制保険の加入状況
 ・許可番号や、取得している認定・認証

特に、対応できる範囲と対応できない範囲の両方が書かれていると、問い合わせ前の判断がしやすくなり、条件が合わない問い合わせも減らせます。

なお、貨物自動車運送事業では、輸送の安全に関する情報の公表について法令上の定めがあります。掲載内容や公表方法については、自社の事業区分に応じて運行管理者や専門家に最新の内容を確認しながら整えることが大切です。

監修者からのポイント

運送会社のリニューアルでは、デザインよりも先に掲載情報の棚卸しを行うことをおすすめしています。対応エリア、車両、安全管理、募集条件が実態と合っているだけで、問い合わせと応募の質は変わります。

エクシードでは、運送会社のホームページ制作とリニューアルに対応しています。荷主向けの情報整理、ドライバー採用の導線設計、写真の準備、公開後の更新体制まで含めてご提案します。今のホームページを見直したい方は、お気軽にご相談ください。

営業時間: 10:00~19:00

求職者向けの情報は分けて設計する

ドライバーやその他の職種の募集情報は、会社案内と同じページに混ぜず、採用向けの導線として分けたほうが伝わりやすくなります。
求職者が知りたいのは、主に次のような情報です。
 ・具体的な仕事内容と、担当する車種
 ・1日の流れ(出庫から帰庫まで)
 ・配送先や配送エリアの傾向
 ・給与の考え方と、手当の内訳
 ・勤務時間、休日、拘束時間の考え方
 ・未経験者への研修や、免許取得支援の有無
 ・一緒に働くドライバーや管理者の様子
 ・応募から入社までの流れ

2024年4月からは、自動車運転者の労働時間等に関する改善基準告示が適用されています。勤務時間や休息期間の記載は、実態と法令の両方に合っているかを社内で確認したうえで掲載します。

数字や条件を具体的に書くほど、入社後のミスマッチは減ります。反対に、「アットホームな職場」「安定した収入」といった表現だけでは、他社との違いが伝わりません。

リニューアルで失敗しやすいパターン

運送会社のホームページリニューアルで、あとから困りやすいのは次のようなケースです。
 ・デザインだけ新しくして、掲載情報は以前のまま移しただけになっている
 ・自社で更新できない仕組みのまま作り直し、また更新が止まる
 ・写真を用意できず、フリー素材のトラック画像だけになっている
 ・採用情報を会社案内に混ぜてしまい、応募動線が分かりにくい
 ・旧サイトのページを引き継ぐ設定をせず、検索結果からの流入が落ちる

特に見落とされやすいのが、最後のURLの引き継ぎです。
ページのURLが変わる場合、旧URLから新URLへ転送する設定をしておかないと、これまで検索で表示されていたページが評価を失うことがあります。リニューアルの見積もり時点で、既存ページの扱いをどうするかを確認しておくと安心です。

写真についても、事前に準備の相談をしておくと進行がスムーズです。車両、ドライバー、倉庫、点呼の様子など、自社で撮れるものと撮影を依頼するものを分けて考えます。

公開して終わりにしない運用の設計

リニューアル後に効果が出るかどうかは、公開後の運用で差がつきます。
最低限、次の情報は自社で更新できる状態にしておくことが望ましいです。
 ・採用の募集状況と条件
 ・拠点、車両、対応エリアの変更
 ・年末年始や大型連休の営業時間
 ・安全に関する取り組みや、社内行事の報告

更新の担当者と頻度を決めておくと、公開後に止まりにくくなります。月1回でも、実績や社内の様子を発信していると、荷主と求職者の双方に対して動いている会社であることが伝わります。

まとめ  

☆運送会社のリニューアルは情報整理から始める

運送会社のホームページリニューアルは、デザインの刷新ではなく、荷主と求職者に必要な情報を整理し直す作業です。

 ・スマホ表示、採用情報の鮮度、更新のしやすさから現状を確認する

 ・荷主向けと求職者向けの情報を分けて設計する

 ・対応範囲、車両、安全管理、勤務条件を具体的に掲載する

 ・旧URLの引き継ぎと、公開後の更新体制を先に決めておく


この順番で進めると、費用の判断もしやすくなり、公開後に成果へつながりやすいホームページになります。

編集部コメント

リニューアルの相談では、旧サイトのURLの扱いが後回しになりがちです。既存ページが検索から流入している場合は、見積もり段階で引き継ぎ方法まで確認しておくと、公開後の落ち込みを防ぎやすくなります。

この記事の編集者

スタジオ15_800px_R

C.Ogawara

大手食品メーカーにて約1年半、商品開発および営業業務に従事。市場ニーズを踏まえた企画提案や顧客対応を通じて、顧客視点を重視した課題解決力を培う。


その後、WEBディレクター兼SEOコンサルタントとして2年目のキャリアを歩み、他の一流コンサルタントの厳しくも愛のある指導のもと日々奮闘中。

ホームぺージ制作やSEO対策業務に携わり、検索流入の改善やコンテンツ制作を支援。 キーワード選定、記事構成の作成、リライトなどを通じて、検索意図に沿ったコンテンツ設計と継続的な改善に取り組んでいる。 毎日キーワード分析を行い、これまで分析したサイト数は業種業界を問わず200サイトを超え、最新トレンドや業界別の特徴や差別化要素を提案できることが最大の強み。

HPは会社の顔です。「安く、早く制作する」本当にそれで良いのでしょうか?

弊社はコンサルティング会社の強みを活かし、提案型・伴走型で、わかりやすく丁寧にサポートさせて頂きます。

保守無料、分析ツール(ヒートマップ、GA4、サーチコンソール)設定無料、セキュリティ強化(SSL化、スパム対策)無料、マニュアル完備&レクチャー無料

内容が固まっていなくても、情報が整理されていなくても大丈夫です。まずは、お気軽にお問合せください!

  • フルオーダーメイドプラン


    弊社WEBデザイナーによる完全オリジナルデザインをご提案させて頂きます。アニメーションも自由に設計が可能です。


    ご発注から2ヶ月程度で制作が可能です。制作費はお問合せください。内容によりますが50万円(税別)が平均価格帯です。


    ※納品後の軽微修正(文言修正や写真入れ替えなど)や軽微不具合対応(表示崩れなど)は、無料で対応させて頂きます。


弊社の制作実績はこちらからご覧いただけます

https://exconsulting.co.jp/web-team/portfolio/

どこよりも丁寧に、二人三脚で伴走します!

共に成長し、共に成功を

「何から始めればいい?」「費用はどれくらい?」そんな疑問もお気軽にご相談ください。ご相談はもちろん、資料請求のみのお問い合わせも歓迎しております。無理な営業はいたしませんので、ご安心ください。

営業時間: 10:00~19:00

Access


株式会社エクシードコンサルティング

住所

〒104-0061

東京都中央区銀座1-22-11

銀座大竹ビジデンス2階

Google MAPで確認
電話番号

03-6555-4439

03-6555-4439

営業時間

10:00~19:00

定休日

土、日、祝

代表者名 山下 普之
設立日

2021年2月5日

財務支援やWebマーケティングを中心に、多様な課題解決をサポートしております。お客様ごとの状況を丁寧にヒアリングし、最適な施策をご提案いたします。


" width="600" height="450" style="border:0;" allowfullscreen="" loading="lazy" referrerpolicy="no-referrer-when-downgrade">

Contact

お問い合わせ

ご入力の上、次へボタンをクリックしてください。

Related

関連記事