検索結果にAIによる要約が表示されるようになり、ホームページ側で特別な対応が必要か迷う場面が増えています。Googleの公開情報をもとに、AI機能に表示されるための条件と、専用ファイルや専用の構造化データが不要である点を整理します。

この記事の監修者

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H.Yamashita

新卒で三井住友銀行に入行後、11年間幅広い業種業界・企業規模の法人を担当し、融資業務を中心としたコンサルタント業務に従事。子会社の信託銀行では、専務直属の新規事業企画室にて新規企画推進を担当。

銀行員キャリアのラストは本店営業部にて従事し、不動産・建設業界の上場企業を担当。


その後、WEBマーケティングに強みを有するスタートアップ企業に転職し、企業のあらゆるお悩みや課題を解決し、貢献したいという想いからコンサルタントとして独立、起業。

セールスライティング、WEBマーケティング、SEO、MEO、SNS、広報、WEBサイト制作など、財務や経営管理以外にも幅広い実績を有するオールラウンドな経歴を持つため、一気通貫であらゆるお悩みや課題の解決に貢献できる。

二人三脚スタイルの伴走型支援で当事者意識を持って高い熱量でサポートすることが強みであり特徴。クライアント数は140社超える。


「AI検索専用の対策」を探す前に確認したいこと

検索結果の上部にAIによる要約が表示されるようになり、クリックが減るのではないか、専用の対策が必要ではないか、という相談が増えています。LLMOという言葉も見かけるようになりました。

まず、Googleが公開している情報を確認しておきます。GoogleのAI機能に関するドキュメントでは、AI OverviewsやAI Modeに表示されるための追加要件はなく、特別な最適化も必要ないと説明されています。さらに、新しい機械可読ファイルやAI向けのテキストファイルは不要で、特別なschema.orgの構造化データを追加する必要もない、と明記されています。

表示されるための条件として挙げられているのは、Googleにインデックスされていること、通常の検索結果でスニペットが表示できる状態であること、技術要件を満たし検索ポリシーに従っていることです。

つまり、AI検索のために別立ての工事をするのではなく、これまでの基本を整えることが対応そのものになります。専用ツールや専用ファイルを売り込まれた場合は、それが本当に必要かを一度確認してください。

引用されやすくするために整えること

特別な対策は不要だとしても、AIが要約しやすい情報の形はあります。次のような整理は、読者にとっても分かりやすくなります。

一つ目は、質問と答えの形を明確にすることです。ページの中で問いを立て、その直後に答えを短く置く構成にすると、抜き出されやすくなります。結論を最後まで引っ張る構成は不利になりやすい形です。

二つ目は、事実を具体的に書くことです。対応エリア、営業時間、料金の考え方、対応できる業務範囲といった情報を、あいまいな表現ではなく具体的に書きます。「幅広く対応します」ではなく、何に対応できるかを列挙するほうが伝わります。

三つ目は、情報の出どころを示すことです。制度や統計に触れる場合は、出典と確認した時点を書きます。自社の経験に基づく内容であれば、そう書きます。

四つ目は、同じ情報がサイト内で矛盾しないようにすることです。会社概要、サービスページ、Googleビジネスプロフィールで営業時間や電話番号が違っていると、どれが正しいか判断できません。

AIに使わせたくない場合の制御

Googleのドキュメントでは、コンテンツの表示を制御する方法として、nosnippet、data-nosnippet、max-snippetといった指定や、noindexによる完全なブロックが挙げられています。また、Google-Extendedというユーザーエージェントに対する指定という選択肢も示されています。

注意したいのは、スニペットを止めるとAI機能への表示も止まる一方で、通常の検索結果での見え方にも影響が出るという点です。表示を制御したい理由が明確でないまま設定すると、流入を自分で減らすことになります。

作成前に準備するもの

1. 検索から来てほしい問いを、自社の言葉で書き出す
2. その問いに対する答えを、1〜3文で書けるか確認する
3. 会社情報、営業時間、対応エリア、料金の考え方がサイト内で統一されているか確認する
4. 制度や数字に触れているページで、出典と確認日を入れられるか確認する
5. AIに使わせたくないページがあるかどうかを決める

監修者からのポイント

AI検索のための専用対策を探すより、自社にしか書けない情報を増やすほうが確実です。一般論だけのページは、要約する側にも選ばれません。

エクシードでは、AI検索も含めた検索流入の設計をご支援しています。何が必要で何が不要かの整理から、記事構成の見直し、公開後の確認まで含めてご提案します。AI検索への対応で迷っている方は、お気軽にご相談ください。

営業時間: 10:00~19:00

よくある失敗

・AI検索対策として、専用ファイルの設置や不要なツールの導入を勧められて契約してしまう
・結論を最後に置く構成で、抜き出されにくい形になっている
・一般論ばかりで、自社にしか書けない情報が入っていない
・会社情報がページごとに食い違っている
・出典を書かずに数字だけを載せている

公開後の運用で見るポイント

テAIによる要約が表示されるかどうかは、こちらで制御できるものではありません。数値目標を立てるより、Search Consoleで表示回数とクリック数の推移を見て、記事ごとの動きを追うほうが実務的です。

検索結果の見え方は変化が早い領域です。仕様や機能は変わる可能性があるため、施策を決める前にGoogleの公式ドキュメントで最新の記述を確認してください。

まとめ  

ホームページのAI検索対応で押さえたいポイントは次の通りです。 

 ✓AI機能に表示されるための追加要件や特別な最適化は不要とされている

 ✓条件はインデックスされていることと、スニペットが表示できる状態であること

 ✓問いと答えを明確にし、自社にしか書けない具体的な情報を入れる


新しい工事を増やすのではなく、これまでの基本を丁寧に整えることが結果的な対応になります。

編集部コメント

スニペットの制御は、通常の検索結果にも影響します。設定する場合は理由を明確にしてから判断してください。

この記事の編集者

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C.Ogawara

大手食品メーカーにて約1年半、商品開発および営業業務に従事。市場ニーズを踏まえた企画提案や顧客対応を通じて、顧客視点を重視した課題解決力を培う。


その後、WEBディレクター兼SEOコンサルタントとして2年目のキャリアを歩み、他の一流コンサルタントの厳しくも愛のある指導のもと日々奮闘中。

ホームぺージ制作やSEO対策業務に携わり、検索流入の改善やコンテンツ制作を支援。 キーワード選定、記事構成の作成、リライトなどを通じて、検索意図に沿ったコンテンツ設計と継続的な改善に取り組んでいる。 毎日キーワード分析を行い、これまで分析したサイト数は業種業界を問わず200サイトを超え、最新トレンドや業界別の特徴や差別化要素を提案できることが最大の強み。

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