ホームページ公開後すぐに成果が出ない場合でも、3か月目の見直しで改善点が見えてきます。アクセス数、流入経路、問い合わせ導線、検索キーワードなど、公開後3か月で確認すべき数字と改善ポイントを解説します。

この記事の監修者

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H.Yamashita

新卒で三井住友銀行に入行後、11年間幅広い業種業界・企業規模の法人を担当し、融資業務を中心としたコンサルタント業務に従事。子会社の信託銀行では、専務直属の新規事業企画室にて新規企画推進を担当。

銀行員キャリアのラストは本店営業部にて従事し、不動産・建設業界の上場企業を担当。


その後、WEBマーケティングに強みを有するスタートアップ企業に転職し、企業のあらゆるお悩みや課題を解決し、貢献したいという想いからコンサルタントとして独立、起業。

セールスライティング、WEBマーケティング、SEO、MEO、SNS、広報、WEBサイト制作など、財務や経営管理以外にも幅広い実績を有するオールラウンドな経歴を持つため、一気通貫であらゆるお悩みや課題の解決に貢献できる。

二人三脚スタイルの伴走型支援で当事者意識を持って高い熱量でサポートすることが強みであり特徴。クライアント数は140社超える。


公開後3か月は最初の見直しタイミング

ホームページを公開した後、「問い合わせが増えない」「アクセスがあるのかわからない」と感じる企業は少なくありません。公開直後は検索エンジンに認識されるまで時間がかかることもあり、すぐに大きな成果が出るとは限りません。
一方で、公開して3か月ほど経つと、アクセス状況やユーザーの動きが少しずつ見えてきます。この時点で数字を確認し、改善できる会社と、公開後そのまま放置してしまう会社では、その後の成果に差が出やすくなります。
ホームページは完成品として置いておくものではなく、実際の反応を見ながら改善していく営業ツールです。公開後3か月は、最初の振り返りに適したタイミングです。

まず確認したいのはアクセス数ではなく「目的」

ホームページの成果を考えるとき、最初にアクセス数だけを見るのは危険です。アクセスが多くても問い合わせがなければ成果につながっていない可能性がありますし、アクセスが少なくても質の高い問い合わせが来ていれば価値があります。
まずは、ホームページで何を増やしたいのかを確認しましょう。
 ・問い合わせ
 ・資料請求
 ・採用応募
 ・来店予約
 ・電話
 ・既存顧客への情報提供
目的によって見るべき数字は変わります。問い合わせを増やしたいなら、問い合わせフォームへの到達数や送信数が重要です。採用応募を増やしたいなら、採用ページの閲覧数や応募導線を見る必要があります。

確認項目一覧

  • # 01

    どれくらいアクセスがあるか

    公開後3か月の時点では、まず全体のアクセス数を確認します。月ごとのアクセス推移を見ることで、公開直後から増えているのか、ほとんど動きがないのかがわかります。

    アクセスが少ない場合は、検索に表示されていない、SNSや広告などの流入経路がない、そもそも指名検索以外で見つけられていない可能性があります。

    ただし、公開直後から自然検索だけで多くのアクセスを集めるのは簡単ではありません。アクセス数が少ないこと自体を失敗と決めつけるのではなく、どこから流入しているかと合わせて判断することが大切です。

  • # 02

    どのページが見られているか

    次に、どのページがよく見られているかを確認しましょう。

    トップページだけが見られていて、サービスページや料金ページがほとんど見られていない場合、ユーザーが詳しい情報まで進めていない可能性があります。反対に、サービスページや事例ページが見られているなら、検討度の高いユーザーが情報収集している可能性があります。

    特に確認したいページは以下です。

     ・サービスページ

     ・料金ページ

     ・事例ページ

     ・よくある質問

     ・会社概要

     ・問い合わせページ

     成果に近いページが見られているかを見ることで、サイト内の導線改善につなげられます。

  • # 03

    どこから流入しているか

    流入経路を見ると、ユーザーがどこからホームページに来ているかがわかります。

    主な流入経路には、検索、広告、SNS、Googleマップ、外部サイト、直接アクセスなどがあります。検索からの流入が少ない場合はSEOコンテンツの強化が必要かもしれません。Googleマップからの流入が多い場合は、MEOや口コミ対応を強化する価値があります。

    流入経路を見ないまま改善すると、原因と対策がずれてしまうことがあります。たとえば、検索流入がほとんどないのに問い合わせ導線だけを直しても、そもそもの訪問者が増えないため成果につながりにくいでしょう。

  • # 04

    問い合わせフォームまで進んでいるか


    問い合わせを増やしたい場合、フォームへの到達数は重要です。

    アクセスはあるのにフォームページがほとんど見られていない場合、導線が弱い可能性があります。サービスページや料金ページの下部に問い合わせボタンがない、スマホでCTAが見つけにくい、相談するメリットが伝わっていないといった原因が考えられます。

    一方、フォームページまでは見られているのに送信が少ない場合は、フォーム入力の負担が大きい可能性があります。入力項目が多すぎる、必須項目が多い、送信前に不安を感じる情報が不足しているなどを確認しましょう。

  • # 05

    検索キーワードにズレがないか


    Search Consoleを使うと、どのような検索キーワードで表示されているかを確認できます。

    狙っているキーワードで表示されていれば、ページ内容を強化することで順位やクリック率の改善を目指せます。逆に、事業と関係の薄いキーワードばかりで表示されている場合は、コンテンツの方向性を見直す必要があります。

    検索キーワードを見ると、ユーザーが何を知りたがっているのかもわかります。よく検索されている疑問を記事やFAQに反映すると、ユーザーにとって役立つサイトに近づけられます。

成果が出ないときによくある原因

公開後3か月で問い合わせが増えない場合、原因はいくつか考えられます。
よくあるのは、アクセス数が不足しているケースです。この場合は、SEO記事、広告、SNS、MEOなど、流入を増やす施策が必要になります。
次に、アクセスはあるが問い合わせにつながっていないケースです。この場合は、サービス説明、料金の見せ方、事例、CTA、フォーム、信頼情報を見直す必要があります。
また、ターゲットと内容がずれている場合もあります。専門的すぎる文章、抽象的な表現、競合との差が伝わらないページでは、ユーザーが問い合わせする理由を見つけにくくなります。

監修者からのポイント

公開後3か月の時点では、成果が出ているかどうかだけでなく、どこに課題があるかを確認することが重要です。

アクセスが足りないのか、導線が弱いのか、フォームで離脱しているのかを分けて見ると、次に取るべき改善策が見えやすくなります。

3か月目に実施したい改善

公開後3か月の見直しでは、大規模なリニューアルをする必要はありません。まずは小さな改善から始めるのがおすすめです。
実施しやすい改善例は以下です。
 ・問い合わせボタンを増やす
 ・サービスページに料金目安を追加する
 ・よくある質問を追加する
 ・事例や実績を追加する
 ・ファーストビューの文言を見直す
 ・スマホ表示のボタン位置を調整する
 ・フォーム項目を減らす
 ・検索キーワードに合わせて見出しを修正する
小さな改善でも、ユーザーの不安を減らし、問い合わせしやすい状態に近づけられます。

改善は一度で終わらせない

ホームページ改善は、一度行えば終わりではありません。3か月目に見直した後も、半年、1年と定期的に数字を確認することが大切です。
事業内容、競合状況、検索ニーズ、広告費、採用状況は変化します。ホームページもそれに合わせて更新しなければ、徐々に情報が古くなり、成果が落ちることがあります。
定期的な改善体制を作ることで、ホームページを営業資料としても、採用媒体としても活用しやすくなります。

まとめ  

ホームページ公開後3か月は、最初の見直しに適したタイミングです。アクセス数、見られているページ、流入経路、問い合わせフォームへの到達、検索キーワードを確認することで、改善すべきポイントが見えてきます。

成果が出ない原因は、アクセス不足だけとは限りません。導線、内容、信頼情報、フォームの使いやすさなどを確認し、小さな改善を積み重ねることが大切です。

編集部コメント

この記事では、ホームページ公開後3か月の見直し方を整理しました。公開して終わりにせず、数字を見ながら改善することで、ホームページを長期的な営業資産として活用しやすくなります。

この記事の編集者

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C.Ogawara

大手食品メーカーにて約1年半、商品開発および営業業務に従事。市場ニーズを踏まえた企画提案や顧客対応を通じて、顧客視点を重視した課題解決力を培う。


その後、WEBディレクター兼SEOコンサルタントとして2年目のキャリアを歩み、他の一流コンサルタントの厳しくも愛のある指導のもと日々奮闘中。

ホームぺージ制作やSEO対策業務に携わり、検索流入の改善やコンテンツ制作を支援。 キーワード選定、記事構成の作成、リライトなどを通じて、検索意図に沿ったコンテンツ設計と継続的な改善に取り組んでいる。 毎日キーワード分析を行い、これまで分析したサイト数は業種業界を問わず200サイトを超え、最新トレンドや業界別の特徴や差別化要素を提案できることが最大の強み。

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