ホームページの月次改善レポートで見るべき数字を解説します。アクセス数、流入経路、検索キーワード、CTAクリック、フォーム到達、問い合わせ数を確認し、次の改善アクションにつなげる方法を紹介します。

この記事の監修者

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H.Yamashita

新卒で三井住友銀行に入行後、11年間幅広い業種業界・企業規模の法人を担当し、融資業務を中心としたコンサルタント業務に従事。子会社の信託銀行では、専務直属の新規事業企画室にて新規企画推進を担当。

銀行員キャリアのラストは本店営業部にて従事し、不動産・建設業界の上場企業を担当。


その後、WEBマーケティングに強みを有するスタートアップ企業に転職し、企業のあらゆるお悩みや課題を解決し、貢献したいという想いからコンサルタントとして独立、起業。

セールスライティング、WEBマーケティング、SEO、MEO、SNS、広報、WEBサイト制作など、財務や経営管理以外にも幅広い実績を有するオールラウンドな経歴を持つため、一気通貫であらゆるお悩みや課題の解決に貢献できる。

二人三脚スタイルの伴走型支援で当事者意識を持って高い熱量でサポートすることが強みであり特徴。クライアント数は140社超える。


月次レポートは数字の報告ではなく改善判断のために作る

ホームページを運用していると、アクセス数や検索順位を毎月確認することがあります。しかし、数字を並べるだけでは改善にはつながりません。

月次レポートの目的は、現状を把握し、次に何を改善するかを決めることです。アクセスが増えたかどうかだけでなく、問い合わせにつながっているか、どのページが見られているか、どこで離脱しているかを確認します。

特に中小企業のホームページでは、レポートを専門的にしすぎると、経営判断に使いにくくなります。重要なのは、数字を見たあとに「次に何をするか」が分かる形にすることです。

まず見るべき基本指標

月次レポートでは、最初にサイト全体の基本指標を確認します。
主な項目は次の通りです。
 ・ユーザー数
 ・セッション数
 ・ページビュー数 
 ・流入経路
 ・新規ユーザーとリピーター
 ・よく見られているページ
 ・離脱が多いページ
 ・問い合わせ数

ただし、すべての数字を細かく説明する必要はありません。先月と比べて大きく変化した数字、問い合わせに関係する数字、改善アクションにつながる数字を中心に見ます。

たとえば、アクセス数が増えていても問い合わせが増えていなければ、導線やフォームに課題があるかもしれません。アクセス数が減っていても、問い合わせ率が上がっていれば、質の高い流入が増えている可能性があります。

数字は単体で判断せず、目的に対してどう変化しているかを見ることが大切です。

流入経路を見る

ホームページに来ているユーザーが、どこから来ているかを確認します。流入経路を見ることで、SEO、広告、SNS、直接アクセス、外部サイトなど、どの施策が効いているか分かります。
主な流入経路は次の通りです。 
 ・Google検索
 ・Yahoo検索
 ・Google広告
 ・Meta広告
 ・Instagram
 ・X
 ・YouTube
 ・Googleマップ
 ・直接アクセス
 ・他サイトからのリンク

たとえば、SEO流入は増えているが問い合わせが少ない場合、記事からサービスページへの導線が弱い可能性があります。広告流入は多いが離脱が多い場合、LPやファーストビューの改善が必要かもしれません。

流入経路ごとに、ただアクセス数を見るのではなく、問い合わせやCTAクリックにつながっているかを確認します。

検索キーワードと表示回数を見る

SEO改善では、Search Consoleを使って検索キーワードを確認します。どのキーワードで表示され、どのキーワードでクリックされているかを見ることで、記事の改善方針が分かります。
確認したい項目は次の通りです。
 ・表示回数が多いキーワード
 ・クリック数が多いキーワード
 ・クリック率が低いキーワード
 ・平均掲載順位が11〜20位のキーワード
 ・問い合わせに近いキーワード
 ・想定外に表示されているキーワード

表示回数が多いのにクリック率が低い場合は、タイトルやメタディスクリプションを改善します。11〜20位付近のキーワードが多い記事は、本文補強や内部リンク追加で順位改善を狙えることがあります。

検索キーワードを見ることで、ユーザーが何に困ってサイトへ来ているのかが分かります。その悩みに合わせて記事やサービスページを改善することが重要です。

監修者からのポイント

月次レポートは、数字を並べるだけでは意味がありません。アクセス、導線、問い合わせをつなげて見たうえで、次の改善アクションを決めることが大切です。

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問い合わせ導線の数字を見る

ホームページの成果を見たい場合、アクセス数だけでは不十分です。問い合わせに近い行動を確認します。
見るべき数字は次の通りです。
 ・CTAクリック数
 ・CTAクリック率
 ・電話タップ数
 ・LINEタップ数
 ・フォーム到達数
 ・フォーム送信完了数
 ・資料請求数
 ・無料相談申込数

アクセスが増えているのにCTAクリックが少ない場合は、ボタン文言や配置に課題があります。CTAクリックは多いのにフォーム送信が少ない場合は、フォーム項目や入力体験を見直す必要があります。

月次レポートでは、問い合わせ数だけでなく、その前段階の行動も見ることで、改善ポイントを具体化できます。

レポートには次アクションを入れる

月次レポートで最も重要なのは、次アクションです。数字を見て終わりではなく、次の1か月で何を改善するかを明確にします。
次アクションの例は次の通りです。
 ・クリック率が低い記事のタイトルを改善する
 ・表示回数が多い記事にサービスページへの内部リンクを追加する
 ・問い合わせボタンの文言を変更する
 ・フォーム項目を減らす
 ・料金ページへの導線を増やす
 ・よく見られている記事からCTAを追加する
 ・流入がある記事をリライトする
 ・GoogleマップやSNS導線を見直す

次アクションは、多すぎると実行できなくなります。月次では、優先度の高い改善を2〜3個に絞ると進めやすくなります。

経営者向けには分かりやすくまとめる

ホームページの月次レポートは、専門用語を並べるよりも、経営者が判断しやすい形にすることが大切です。
おすすめの構成は次の通りです。
 1. 今月の結論
 2. 良かった点
 3. 課題
 4. 重要な数字
 5. 問い合わせ導線の状況
 6. 次にやること

たとえば「アクセスは増えています」だけでなく、「SEO記事からの流入は増えていますが、サービスページへの移動が少ないため、関連記事内にCTAと内部リンクを追加します」と書くと、改善方針が伝わりやすくなります。

月次レポートは、担当者向けの詳細版と、経営者向けの要約版を分ける方法も有効です。

まとめ  

ホームページの月次改善レポートでは、アクセス数だけでなく、流入経路、検索キーワード、CTAクリック、フォーム到達、問い合わせ数を確認することが重要です。


数字を見たうえで、次に何を改善するかを決めることで、ホームページ運用は成果につながりやすくなります。レポートは報告のためではなく、改善判断のために作るものです。

編集部コメント

この記事では、ホームページの月次改善レポートで見るべき項目を整理しました。専門的な分析よりも、次に何を改善するかが分かるレポートにすることが重要です。

この記事の編集者

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C.Ogawara

大手食品メーカーにて約1年半、商品開発および営業業務に従事。市場ニーズを踏まえた企画提案や顧客対応を通じて、顧客視点を重視した課題解決力を培う。


その後、WEBディレクター兼SEOコンサルタントとして2年目のキャリアを歩み、他の一流コンサルタントの厳しくも愛のある指導のもと日々奮闘中。

ホームぺージ制作やSEO対策業務に携わり、検索流入の改善やコンテンツ制作を支援。 キーワード選定、記事構成の作成、リライトなどを通じて、検索意図に沿ったコンテンツ設計と継続的な改善に取り組んでいる。 毎日キーワード分析を行い、これまで分析したサイト数は業種業界を問わず200サイトを超え、最新トレンドや業界別の特徴や差別化要素を提案できることが最大の強み。

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