採用サイトを作ったのに、求人媒体と変わらないような内容になっている。応募はあるけれど、ミスマッチが多くてすぐ離職してしまう。せっかくの採用サイトが活用できていないと感じている方は少なくありません。

採用サイトには、よく見かける失敗パターンがあります。多くの場合、サイトを作ること自体が目的になってしまい、求職者にとって本当に必要な情報が抜け落ちているケースです。

この記事では、採用サイトで失敗しやすい典型パターンと、その原因、避けるための考え方をわかりやすく解説します。

この記事の監修者

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H.Yamashita

新卒で三井住友銀行に入行後、11年間幅広い業種業界・企業規模の法人を担当し、融資業務を中心としたコンサルタント業務に従事。子会社の信託銀行では、専務直属の新規事業企画室にて新規企画推進を担当。

銀行員キャリアのラストは本店営業部にて従事し、不動産・建設業界の上場企業を担当。


その後、WEBマーケティングに強みを有するスタートアップ企業に転職し、企業のあらゆるお悩みや課題を解決し、貢献したいという想いからコンサルタントとして独立、起業。

セールスライティング、WEBマーケティング、SEO、MEO、SNS、広報、WEBサイト制作など、財務や経営管理以外にも幅広い実績を有するオールラウンドな経歴を持つため、一気通貫であらゆるお悩みや課題の解決に貢献できる。

二人三脚スタイルの伴走型支援で当事者意識を持って高い熱量でサポートすることが強みであり特徴。クライアント数は140社超える。


採用サイトで一番多い失敗パターン

採用サイトで一番多い失敗は、求人条件だけが並んでいる構成になってしまっていることです。
給与、勤務時間、勤務地、休日、福利厚生、応募方法。これらの情報は採用情報として必要ですが、それだけしか載っていないと、求人媒体に掲載されている情報と変わりません。
求職者にとって採用サイトは、求人媒体では伝わらない会社の雰囲気や価値観を知るための場所です。条件面の情報は前提として、その先にある「この会社で働く理由」が伝わらないと、応募までつながりにくくなります。
特に中小企業の場合、知名度や給与水準だけでは大手と勝負しにくいため、求人条件だけを並べた採用サイトでは差別化できず、求職者の目に留まりにくくなってしまいます。

なぜ求人条件だけでは応募が増えないのか

求職者が求人媒体ではなく採用サイトまで見に来るときには、何かしらの興味や疑問を持っている状態です。
たとえば「この会社の雰囲気はどうか」「働いている人はどんな人か」「自分が活躍できそうな環境か」「将来どんなキャリアを築けるか」といった、条件面では判断できないことを知りたいと思っています。
それなのに、採用サイトに求人条件しか書かれていなければ、求職者は判断材料を得られないまま、サイトを離脱してしまいます。応募ボタンを押す前に必要な情報が揃わないことが、応募率を下げる大きな要因です。
つまり、採用サイトは求人情報を「告知する場」ではなく、求職者が「応募するかどうかを判断する場」として設計しなければ、本来の効果を発揮できません。

監修者からのポイント

採用サイトの目的は、応募数を増やすことだけでなく、応募後のミスマッチを減らすことにもあります。

求人条件だけのサイトでは判断材料が足りず、入社後に「想像と違った」という事態にもつながりやすくなります。

ターゲットを外した発信になっていないか

もう一つの典型的な失敗が、ターゲットを意識せずに採用サイトを作ってしまうことです。
たとえば、新卒採用と中途採用では求職者の関心事は大きく異なります。新卒であれば社風や成長環境、研修制度などが重視されやすく、中途採用では具体的な仕事内容や裁量権、キャリアパスが重視されやすくなります。
それぞれのターゲットに対して、伝えるべき内容や見せ方は変わるはずです。しかし、採用サイトを作る側の視点に偏ってしまい、「会社が言いたいこと」ばかりが並んでしまうケースは少なくありません。
採用サイトは、自己満足では成果が出ません。求職者が知りたい情報、共感できるエピソード、判断に必要な材料を、求職者目線で揃えることが大切です。

「作ること」自体が目的になっていないか

採用サイトの失敗には、「作ること」自体がゴールになってしまっているケースもよく見られます。
採用サイトを作る決定が下りた段階で、「とにかく公開しよう」という流れになりがちです。その結果、ターゲットの整理や掲載コンテンツの設計が後回しになり、形だけのサイトが完成してしまいます。
採用サイトは、公開してからが本当のスタートです。掲載した情報が求職者に響いているか、応募までつながっているか、応募後のミスマッチが減っているか。これらを継続的に確認しながら、必要に応じて情報を更新していく姿勢が必要です。
「作って終わり」にしないためには、最初の設計段階で「公開後に何を見て、何を改善していくか」までイメージしておくことが大切です。

編集部コメント

採用サイトは、求人広告のように一時的な接点ではなく、長期にわたって企業のブランディングを担う資産です。

だからこそ、最初の設計を丁寧に行い、運用を通じて磨き続ける視点が重要になります。

失敗を避けるための採用サイト設計の考え方

ここまでの内容を踏まえて、採用サイトで失敗しないための設計の考え方を整理すると、次のようになります。
 ・ 求人条件だけでなく、会社の雰囲気や働く人の姿を伝える
 ・求職者が応募を判断するために必要な情報を揃える
 ・ターゲットを明確にし、その視点でコンテンツを設計する
 ・自己満足の内容ではなく、求職者目線で構成する
公開後の運用や情報更新まで見据えて作るこれらを意識するだけでも、採用サイトの完成度は大きく変わります。

まとめ  

採用サイトで失敗する典型パターンは、求人条件だけが並ぶ構成になっていること、ターゲットを意識せずに作ってしまうこと、作ること自体が目的になってしまうことです。

採用サイトは、求職者が応募を判断するための場所であり、求人媒体には載せきれない情報を伝える接点です。求職者目線で必要な情報を揃え、ターゲットに合わせた発信を続けることが、応募数の増加とミスマッチの減少につながります。

採用サイトの制作や見直しを検討されている方は、まずはお気軽にご相談ください。エクシードコンサルティングでは、ターゲットの整理から運用まで、採用サイト制作を提案型・伴走型でサポートしています。無料でデモサイト制作や、無料でSEO診断(WEB集客の改善ポイント)も承っておりますので、まずは情報交換からでも構いません。お問い合わせをお待ちしております。

この記事の編集者

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C.Ogawara

大手食品メーカーにて約1年半、商品開発および営業業務に従事。市場ニーズを踏まえた企画提案や顧客対応を通じて、顧客視点を重視した課題解決力を培う。


その後、WEBディレクター兼SEOコンサルタントとして2年目のキャリアを歩み、他の一流コンサルタントの厳しくも愛のある指導のもと日々奮闘中。

ホームぺージ制作やSEO対策業務に携わり、検索流入の改善やコンテンツ制作を支援。 キーワード選定、記事構成の作成、リライトなどを通じて、検索意図に沿ったコンテンツ設計と継続的な改善に取り組んでいる。 毎日キーワード分析を行い、これまで分析したサイト数は業種業界を問わず200サイトを超え、最新トレンドや業界別の特徴や差別化要素を提案できることが最大の強み。

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