動物病院のホームページは、獣医療法第17条と農林水産省の獣医療広告ガイドラインを踏まえて作る必要があります。ウェブサイトが広告に当たる場合と当たらない場合、診療内容を載せるときに表示したい4項目、体験談や費用の見せ方の注意点を整理します。
この記事の監修者
H.Yamashita
新卒で三井住友銀行に入行後、11年間幅広い業種業界・企業規模の法人を担当し、融資業務を中心としたコンサルタント業務に従事。子会社の信託銀行では、専務直属の新規事業企画室にて新規企画推進を担当。
銀行員キャリアのラストは本店営業部にて従事し、不動産・建設業界の上場企業を担当。
その後、WEBマーケティングに強みを有するスタートアップ企業に転職し、企業のあらゆるお悩みや課題を解決し、貢献したいという想いからコンサルタントとして独立、起業。
セールスライティング、WEBマーケティング、SEO、MEO、SNS、広報、WEBサイト制作など、財務や経営管理以外にも幅広い実績を有するオールラウンドな経歴を持つため、一気通貫であらゆるお悩みや課題の解決に貢献できる。
二人三脚スタイルの伴走型支援で当事者意識を持って高い熱量でサポートすることが強みであり特徴。クライアント数は140社超える。
医療機関と同じルールだと思い込まないことが出発点です
動物病院のホームページを作るとき、人の医療機関の広告規制と同じように考えてしまうケースがあります。しかし、根拠になる法律も、ウェブサイトの扱いも異なります。
動物病院の広告は、獣医療法第17条と獣医療法施行規則第24条で制限されています。その運用の考え方を示しているのが、農林水産省の「獣医療に関する広告の制限及びその適正化のための監視指導に関する指針」、いわゆる獣医療広告ガイドラインです。このガイドラインは令和5年11月13日に全部改正され、令和6年4月1日から施行されています。
制作会社がこの違いを知らないまま作ると、書かなくてよい制約を自分で課したり、逆に注意が必要な表現をそのまま載せたりしがちです。構成に入る前に、ガイドラインの考え方を院内で共有しておくことが大切です。
動物病院の広告は、獣医療法第17条と獣医療法施行規則第24条で制限されています。その運用の考え方を示しているのが、農林水産省の「獣医療に関する広告の制限及びその適正化のための監視指導に関する指針」、いわゆる獣医療広告ガイドラインです。このガイドラインは令和5年11月13日に全部改正され、令和6年4月1日から施行されています。
制作会社がこの違いを知らないまま作ると、書かなくてよい制約を自分で課したり、逆に注意が必要な表現をそのまま載せたりしがちです。構成に入る前に、ガイドラインの考え方を院内で共有しておくことが大切です。
読者が問い合わせ前に知りたいこと
このテーマで検索している人は、主に次のような点を確認しています。
・動物病院のホームページは広告規制の対象になるのか
・手術や専門的な診療の内容を載せてよいのか
・飼い主さんの声や治療前後の写真を載せてよいのか
・料金やキャンペーンはどう見せればよいのか
・動物病院のホームページは広告規制の対象になるのか
・手術や専門的な診療の内容を載せてよいのか
・飼い主さんの声や治療前後の写真を載せてよいのか
・料金やキャンペーンはどう見せればよいのか
ホームページは原則として広告に該当しない。ただし例外がある
ガイドラインでは、広告を、誘引性、特定性、認知性の3つの要件すべてに該当すると飼育者等が認識できるものと整理しています。
そのうえで、診療施設等のウェブサイトは、飼育者等が情報を得る目的でURLを入力したり検索エンジンを利用したりして閲覧するものであることから、通常は誘引性と認知性を有するものではなく、原則として広告に該当しないとされています。
ただし例外があります。ガイドラインでは、ウェブサイト広告、検索エンジンで検索した結果上位に表示されるもの、チラシ等の二次元コードやバナー広告に連動するもの、SNSで不特定多数に拡散するもの等は、認知性を有するものと解されるとしています。農林水産省のQ&Aでは、チラシの二次元コードから表示されるウェブサイトは広告と一体的な関係になるため広告に当たること、検索結果については、金銭を支払い費用負担やスポンサー表示などにより上位表示されるものは広告に当たることが示されています。
つまり、リスティング広告やチラシの二次元コードの着地先にするページは、広告として扱われる前提で作る必要があります。Q&Aでは、広告に当たるのは原則として該当ページのみとしつつ、表示形態によってはサイト内のページが一体とみなされる可能性があるとしており、広告に該当しても問題ない情報発信をするよう求めています。
そのうえで、診療施設等のウェブサイトは、飼育者等が情報を得る目的でURLを入力したり検索エンジンを利用したりして閲覧するものであることから、通常は誘引性と認知性を有するものではなく、原則として広告に該当しないとされています。
ただし例外があります。ガイドラインでは、ウェブサイト広告、検索エンジンで検索した結果上位に表示されるもの、チラシ等の二次元コードやバナー広告に連動するもの、SNSで不特定多数に拡散するもの等は、認知性を有するものと解されるとしています。農林水産省のQ&Aでは、チラシの二次元コードから表示されるウェブサイトは広告と一体的な関係になるため広告に当たること、検索結果については、金銭を支払い費用負担やスポンサー表示などにより上位表示されるものは広告に当たることが示されています。
つまり、リスティング広告やチラシの二次元コードの着地先にするページは、広告として扱われる前提で作る必要があります。Q&Aでは、広告に当たるのは原則として該当ページのみとしつつ、表示形態によってはサイト内のページが一体とみなされる可能性があるとしており、広告に該当しても問題ない情報発信をするよう求めています。
広告に当たらないページでも、書き方の目安がある
ホームページが原則として広告に該当しないからといって、何を書いてもよいわけではありません。ガイドラインの第5では、診療施設等ウェブサイトには広告で禁止されている技能、療法または経歴に該当する事項も記載できるとしたうえで、診療内容等を掲載する場合には次の4項目をすべて表示することが望ましいとしています。
1.問合せ先
2.通常必要とされる診療の内容
3.診療に係る主なリスク、副作用等の事項
4.費用
問合せ先には、診療後に状態が悪化した場合などに備えて、対応できる連絡先(診療時間外の連絡先を含む)を記載することが示されています。費用については、診療内容の名称や最低限の費用だけを紹介するのではなく、通常必要とされる標準的な費用を記載し、明確でない場合は最低金額から最高金額までの範囲を示すなどの方法が挙げられています。
また、虚偽や誇大な内容、他の診療施設と比較するもの、景品表示法や医薬品医療機器等法等に違反する情報は、ウェブサイトでも厳に慎むべきとされています。広告規制の対象外であっても、他の法令は重ねて適用され得る点に注意してください。
1.問合せ先
2.通常必要とされる診療の内容
3.診療に係る主なリスク、副作用等の事項
4.費用
問合せ先には、診療後に状態が悪化した場合などに備えて、対応できる連絡先(診療時間外の連絡先を含む)を記載することが示されています。費用については、診療内容の名称や最低限の費用だけを紹介するのではなく、通常必要とされる標準的な費用を記載し、明確でない場合は最低金額から最高金額までの範囲を示すなどの方法が挙げられています。
また、虚偽や誇大な内容、他の診療施設と比較するもの、景品表示法や医薬品医療機器等法等に違反する情報は、ウェブサイトでも厳に慎むべきとされています。広告規制の対象外であっても、他の法令は重ねて適用され得る点に注意してください。
監修者からのポイント
動物病院のサイトは、広告の着地先にするかどうかで書ける内容が変わります。広告運用の予定を先に聞いておくと、あとから削る作業を減らせます。
エクシードでは、業種別のホームページ制作をご支援しています。広告の着地先にするページの切り分けから、診療内容と費用の見せ方まで含めて構成をご提案します。動物病院のサイトの新規制作やリニューアルを検討されている方は、お気軽にご相談ください。
体験談、ビフォーアフター、費用の強調に注意する
広告に当たるページでは、ガイドラインで次のような内容が禁止の対象として挙げられています。
・他の動物病院と比較して優良である旨の広告
・誇大な広告、虚偽の広告
・飼育者等の主観に基づく、診療の内容または効果に関する体験談
・診療の内容または効果について誤認させるおそれがある診療前後の写真等
体験談については、記述内容が広告可能な範囲であっても広告は認められないとされています。また、ガイドラインでは、費用を強調した広告や、提供する獣医療と直接関係のない物品の贈呈を誇張する広告は、獣医師の品位を損ねる例として挙げられています。
獣医師の紹介にも注意点があります。専門性の資格は、農林水産大臣が指定する者の認定を受けている場合に広告が可能とされ、農林水産省のページでは指定する者として公益社団法人日本獣医師会認定・専門獣医師協議会が示されています。一方、研修の受講歴やテレビ出演は、広告不可の例として挙げられています。
広告の着地先にするページでは、こうした内容を最初から入れない設計にしておくと、公開後の手直しを減らせます。
・他の動物病院と比較して優良である旨の広告
・誇大な広告、虚偽の広告
・飼育者等の主観に基づく、診療の内容または効果に関する体験談
・診療の内容または効果について誤認させるおそれがある診療前後の写真等
体験談については、記述内容が広告可能な範囲であっても広告は認められないとされています。また、ガイドラインでは、費用を強調した広告や、提供する獣医療と直接関係のない物品の贈呈を誇張する広告は、獣医師の品位を損ねる例として挙げられています。
獣医師の紹介にも注意点があります。専門性の資格は、農林水産大臣が指定する者の認定を受けている場合に広告が可能とされ、農林水産省のページでは指定する者として公益社団法人日本獣医師会認定・専門獣医師協議会が示されています。一方、研修の受講歴やテレビ出演は、広告不可の例として挙げられています。
広告の着地先にするページでは、こうした内容を最初から入れない設計にしておくと、公開後の手直しを減らせます。
よくある失敗
・人の医療機関のサイトを参考にし、動物病院のルールとの違いを確認していない
・リスティング広告の着地先を、通常のページと同じ内容のまま使っている
・手術の紹介ページに、リスクや費用の記載がない
・飼い主さんの声を、治療効果の体験談として広告の着地先に載せている
・獣医師紹介に、認定した団体の名称を付けずに「専門獣医」と書いている
・リスティング広告の着地先を、通常のページと同じ内容のまま使っている
・手術の紹介ページに、リスクや費用の記載がない
・飼い主さんの声を、治療効果の体験談として広告の着地先に載せている
・獣医師紹介に、認定した団体の名称を付けずに「専門獣医」と書いている
まとめ
動物病院のホームページ制作で押さえたいポイントは次の通りです。
✓ホームページは原則として広告に該当しないが、広告の着地先や費用を払って上位表示させるものは広告に当たる
✓診療内容を載せる場合は、問合せ先、通常必要とされる診療内容、主なリスク・副作用、費用の4項目の表示が望ましい
✓体験談、誤認させるおそれのある前後写真、費用の強調、研修歴の掲載には注意する
広告に当たるページと当たらないページを最初に分けておくと、構成が安定します。書ける範囲を知ったうえで、飼い主さんが判断しやすい情報を載せていきましょう。
編集部コメント
ガイドラインとQ&Aは見直されることがあります。診療内容や費用を変えたときは、サイトの記載も同時に更新する運用にしておいてください。
この記事の編集者
C.Ogawara
大手食品メーカーにて約1年半、商品開発および営業業務に従事。市場ニーズを踏まえた企画提案や顧客対応を通じて、顧客視点を重視した課題解決力を培う。
その後、WEBディレクター兼SEOコンサルタントとして2年目のキャリアを歩み、他の一流コンサルタントの厳しくも愛のある指導のもと日々奮闘中。
ホームぺージ制作やSEO対策業務に携わり、検索流入の改善やコンテンツ制作を支援。 キーワード選定、記事構成の作成、リライトなどを通じて、検索意図に沿ったコンテンツ設計と継続的な改善に取り組んでいる。 毎日キーワード分析を行い、これまで分析したサイト数は業種業界を問わず200サイトを超え、最新トレンドや業界別の特徴や差別化要素を提案できることが最大の強み。
HPは会社の顔です。「安く、早く制作する」本当にそれで良いのでしょうか?
弊社はコンサルティング会社の強みを活かし、提案型・伴走型で、わかりやすく丁寧にサポートさせて頂きます。
HPは会社の顔です。「安く、早く制作する」本当にそれで良いのでしょうか?
弊社はコンサルティング会社の強みを活かし、提案型・伴走型で、わかりやすく丁寧にサポートさせて頂きます。
保守無料、分析ツール(ヒートマップ、GA4、サーチコンソール)設定無料、セキュリティ強化(SSL化、スパム対策)無料、マニュアル完備&レクチャー無料
内容が固まっていなくても、情報が整理されていなくても大丈夫です。まずは、お気軽にお問合せください!
-
フルオーダーメイドプラン
弊社WEBデザイナーによる完全オリジナルデザインをご提案させて頂きます。アニメーションも自由に設計が可能です。
ご発注から2ヶ月程度で制作が可能です。制作費はお問合せください。内容によりますが50万円(税別)が平均価格帯です。
※納品後の軽微修正(文言修正や写真入れ替えなど)や軽微不具合対応(表示崩れなど)は、無料で対応させて頂きます。
どこよりも丁寧に、二人三脚で伴走します!
共に成長し、共に成功を
「何から始めればいい?」「費用はどれくらい?」そんな疑問もお気軽にご相談ください。ご相談はもちろん、資料請求のみのお問い合わせも歓迎しております。無理な営業はいたしませんので、ご安心ください。
Access
Access
株式会社エクシードコンサルティング
| 住所 | 〒104-0061 東京都中央区銀座1-22-11 銀座大竹ビジデンス2階 Google MAPで確認 |
|---|---|
| 電話番号 |
03-6555-4439 |
| 営業時間 | 10:00~19:00 |
| 定休日 | 土、日、祝 |
| 代表者名 | 山下 普之 |
| 設立日 | 2021年2月5日 |
財務支援やWebマーケティングを中心に、多様な課題解決をサポートしております。お客様ごとの状況を丁寧にヒアリングし、最適な施策をご提案いたします。
Contact
お問い合わせ
Contact
お問い合わせ
ご入力の上、次へボタンをクリックしてください。
Related
関連記事
Related
関連記事
-
2026.05.15東京 | ホームページ制作
-
2026.06.17介護・福祉施設のホームページ制作|安心感と問い合わせにつながる情報設計
-
2026.05.02ホームページ制作で失敗する会社の共通点とは?よくある3つの落とし穴
-
2026.05.05ホームページ制作の見積書はどこを見る?安心できる見積書の特徴を解説
-
2026.05.07士業のホームページ制作で成果を出すには?反応が良い理由と押さえるべきポイント
-
2026.05.14会社設立とホームページ制作はセットで頼める?相場と進め方
-
2026.05.18ホームページ制作の費用相場ガイド|15万円から300万円までの価格帯別の違いと選び方
-
2026.05.19ホームページ制作で原稿はどこまで自分で用意する?「原稿丸投げOK」の意味と進め方
-
2026.05.21LP制作とホームページ制作の違いとは?目的別の使い分け方をわかりやすく解説
-
2026.05.28ホームページ制作会社の選び方|中小企業が失敗しないための比較ポイント
-
2025.10.23参考になる!美容クリニックのおしゃれなホームページ制作・参考サイトまとめ【5選】 パート1
-
2026.09.29ホームページ制作会社を乗り換えるときの引き継ぎ|ドメイン・サーバー・管理画面の権限を確認する方法
-
2026.05.01ホームページ制作会社の選び方|失敗しないために確認すべきポイント
-
2026.09.25ホームページ制作のRFP(提案依頼書)の書き方|比較しやすい提案を集めるための項目
-
2026.09.05ホームページ制作の流れと期間|依頼から公開までに決めることと準備するもの
-
2026.08.05カフェのホームページ制作費用|自作・制作会社の違いと予算の決め方