旅館・ホテル・民泊の公式サイトは、予約サイトと比べられる前提で作る必要があります。Googleの無料の予約リンクの仕組み、民泊のウェブサイトでの標識掲示、旅館業法の改正点、料金表示の注意点を公式情報をもとに整理します。
この記事の監修者
H.Yamashita
新卒で三井住友銀行に入行後、11年間幅広い業種業界・企業規模の法人を担当し、融資業務を中心としたコンサルタント業務に従事。子会社の信託銀行では、専務直属の新規事業企画室にて新規企画推進を担当。
銀行員キャリアのラストは本店営業部にて従事し、不動産・建設業界の上場企業を担当。
その後、WEBマーケティングに強みを有するスタートアップ企業に転職し、企業のあらゆるお悩みや課題を解決し、貢献したいという想いからコンサルタントとして独立、起業。
セールスライティング、WEBマーケティング、SEO、MEO、SNS、広報、WEBサイト制作など、財務や経営管理以外にも幅広い実績を有するオールラウンドな経歴を持つため、一気通貫であらゆるお悩みや課題の解決に貢献できる。
二人三脚スタイルの伴走型支援で当事者意識を持って高い熱量でサポートすることが強みであり特徴。クライアント数は140社超える。
公式サイトは、予約サイトと並べて比べられています
宿泊先を探す人は、Googleの検索結果や地図、複数の予約サイトを行き来しながら施設を比べることがあります。その場合、公式サイトは比較の途中で開かれるページの一つになります。 そのため、公式サイトに求められるのは、きれいな写真だけではありません。料金と空室が確認できること、予約までの手順がわかること、施設が適法に運営されていることが伝わることです。ここが弱いと、公式サイトを見たあとに予約サイトへ戻って予約されることになります。
この記事では、Googleの公式ヘルプと、観光庁・厚生労働省の公開情報をもとに、公式サイト予約につなげる情報設計と表示の注意点を整理します。予約サイトの手数料率など、契約によって異なる数値には触れません。
この記事では、Googleの公式ヘルプと、観光庁・厚生労働省の公開情報をもとに、公式サイト予約につなげる情報設計と表示の注意点を整理します。予約サイトの手数料率など、契約によって異なる数値には触れません。
読者が問い合わせ前に知りたいこと
このテーマで検索している人は、主に次のような点を確認しています。
・公式サイトからの予約を増やすには、何を整えればよいのか
・Googleで検索したときに、公式サイトの料金を表示させる方法はあるのか
・民泊の場合、ホームページに届出番号などを載せる必要があるのか
・予約サイトと公式サイトの料金をどう見せればよいのか
・公式サイトからの予約を増やすには、何を整えればよいのか
・Googleで検索したときに、公式サイトの料金を表示させる方法はあるのか
・民泊の場合、ホームページに届出番号などを載せる必要があるのか
・予約サイトと公式サイトの料金をどう見せればよいのか
Googleの無料の予約リンクを理解する
Googleでホテルを検索すると、料金と予約先の一覧が表示されることがあります。Googleのホテル向けヘルプでは、無料の予約リンクを使うと、ユーザーがホテルを検索したときに検索結果に自社の予約サイトを表示させることができ、クリックしたユーザーは指定したランディングページに直接移動すると説明されています。
費用については、無料の予約リンクを利用しても予約パートナーに料金が課されることはなく、Googleはリンクの掲載やユーザーエンゲージメントに関して費用を請求しないとされています。また、無料の予約リンクのランキングは有料のホテル広告とは切り離されており、上位のプレースメントを購入することはできないとされています。
表示順については、消費者の好み、ユーザーに提示される価値、ランディングページでの操作、過去にGoogleに提供された料金の精度などのシグナルが使われるとされています。つまり、公式サイト側の料金が正確で、着地したページで予約しやすいことが前提になります。
利用の始め方もヘルプに示されています。Hotel Centerのアカウントを持っていないホテルは、スタートガイドから始めます。すでに予約システムを使っている場合は、そのプロバイダを通じてGoogleと連携している可能性があるため、プロバイダに確認したうえで予約リンクの設定を依頼するよう案内されています。ホームページを作り直す前に、いま使っている予約エンジンの対応状況を確認しておくと、無駄な作業を減らせます。
なお、Googleのスタートガイドでは、個人で運営する民泊施設は現時点で民泊の掲載に参加できず、登録済みの物件管理業者であることなどが必要とされています。民泊の場合は、運営形態によって使える手段が変わる点に注意してください。
費用については、無料の予約リンクを利用しても予約パートナーに料金が課されることはなく、Googleはリンクの掲載やユーザーエンゲージメントに関して費用を請求しないとされています。また、無料の予約リンクのランキングは有料のホテル広告とは切り離されており、上位のプレースメントを購入することはできないとされています。
表示順については、消費者の好み、ユーザーに提示される価値、ランディングページでの操作、過去にGoogleに提供された料金の精度などのシグナルが使われるとされています。つまり、公式サイト側の料金が正確で、着地したページで予約しやすいことが前提になります。
利用の始め方もヘルプに示されています。Hotel Centerのアカウントを持っていないホテルは、スタートガイドから始めます。すでに予約システムを使っている場合は、そのプロバイダを通じてGoogleと連携している可能性があるため、プロバイダに確認したうえで予約リンクの設定を依頼するよう案内されています。ホームページを作り直す前に、いま使っている予約エンジンの対応状況を確認しておくと、無駄な作業を減らせます。
なお、Googleのスタートガイドでは、個人で運営する民泊施設は現時点で民泊の掲載に参加できず、登録済みの物件管理業者であることなどが必要とされています。民泊の場合は、運営形態によって使える手段が変わる点に注意してください。
公式サイトで予約まで迷わせない構成にする
公式サイトの構成は、比較している人が確認したい順番に合わせます。
1.空室と料金を確認できる入口(トップページと各客室ページの両方)
2.客室ごとの定員、広さ、設備、写真
3.料金に含まれるもの(食事、税、サービス料など)と、別途かかるもの
4.チェックイン・チェックアウトの時刻、キャンセルの条件
5.アクセス、駐車場、送迎の有無
6.施設の運営者情報と問い合わせ先
3と4は、予約サイトでは表示されていても、公式サイトでは見つけにくいことがある情報です。公式サイトで予約する理由を作るためにも、条件を隠さずに載せてください。
料金の見せ方にも注意が必要です。実際にはその料金で泊まれる日がほとんどないのに、最も安い料金だけを大きく見せると、景品表示法の有利誤認表示の問題につながるおそれがあります。「最安値」などの言葉を使う場合は、根拠を説明できるかを確認してから掲載してください。
1.空室と料金を確認できる入口(トップページと各客室ページの両方)
2.客室ごとの定員、広さ、設備、写真
3.料金に含まれるもの(食事、税、サービス料など)と、別途かかるもの
4.チェックイン・チェックアウトの時刻、キャンセルの条件
5.アクセス、駐車場、送迎の有無
6.施設の運営者情報と問い合わせ先
3と4は、予約サイトでは表示されていても、公式サイトでは見つけにくいことがある情報です。公式サイトで予約する理由を作るためにも、条件を隠さずに載せてください。
料金の見せ方にも注意が必要です。実際にはその料金で泊まれる日がほとんどないのに、最も安い料金だけを大きく見せると、景品表示法の有利誤認表示の問題につながるおそれがあります。「最安値」などの言葉を使う場合は、根拠を説明できるかを確認してから掲載してください。
監修者からのポイント
宿泊施設のサイトは、写真より先に料金と条件の見せ方を決めるほうがうまく進みます。予約エンジンの仕様によって作れる導線が変わるため、最初に確認してください。
エクシードでは、業種別のホームページ制作をご支援しています。客室ページの構成や予約の入口の配置、Googleの施設情報との整合まで含めてご提案します。公式サイトからの予約導線を見直したい方は、お気軽にご相談ください。
民泊と旅館業で確認したい表示
住宅宿泊事業法にもとづく民泊では、届出住宅ごとに標識を掲示する必要があります(法第13条)。観光庁の住宅宿泊事業法施行要領(ガイドライン)では、標識について、ウェブサイトを作成している場合は、届出住宅における掲示に加え、当該ウェブサイト上での掲示が推奨されるとしています。標識には届出番号が記載されるため、公式サイトにも届出番号を含む標識の内容を載せておくと、適法に運営していることが伝わります。
同じガイドラインでは、住宅宿泊事業は人を宿泊させた日数が1年間で180日を超えないものとされています。条例で期間が制限されている地域もあるため、予約を受け付けるカレンダーの設定は、自治体のルールと合わせて確認してください。
旅館やホテルは旅館業法の許可を受けて営業します。厚生労働省の資料によると、旅館業法は令和5年12月13日に改正法が施行され、カスタマーハラスメントに当たる特定の要求を行った者の宿泊を拒むことができるようになったほか、宿泊者名簿の記載事項に「連絡先」が追加され、「職業」が削除されました。宿泊約款や利用規約をサイトに載せている場合や、予約フォームで宿泊者の情報を取得している場合は、改正後の内容と合っているかを確認しておくと安心です。
同じガイドラインでは、住宅宿泊事業は人を宿泊させた日数が1年間で180日を超えないものとされています。条例で期間が制限されている地域もあるため、予約を受け付けるカレンダーの設定は、自治体のルールと合わせて確認してください。
旅館やホテルは旅館業法の許可を受けて営業します。厚生労働省の資料によると、旅館業法は令和5年12月13日に改正法が施行され、カスタマーハラスメントに当たる特定の要求を行った者の宿泊を拒むことができるようになったほか、宿泊者名簿の記載事項に「連絡先」が追加され、「職業」が削除されました。宿泊約款や利用規約をサイトに載せている場合や、予約フォームで宿泊者の情報を取得している場合は、改正後の内容と合っているかを確認しておくと安心です。
よくある失敗
・予約ボタンがトップページにしかなく、客室ページから予約に進めない
・公式サイトの料金と、予約エンジンやGoogleに送っている料金がずれている
・食事や税の扱い、キャンセル条件が公式サイトで見つからない
・民泊の届出番号や標識の内容をサイトに載せていない
・根拠を確認しないまま「最安値」と表示している
・公式サイトの料金と、予約エンジンやGoogleに送っている料金がずれている
・食事や税の扱い、キャンセル条件が公式サイトで見つからない
・民泊の届出番号や標識の内容をサイトに載せていない
・根拠を確認しないまま「最安値」と表示している
まとめ
旅館・ホテル・民泊のホームページ制作で押さえたいポイントは次の通りです。
✓Googleの無料の予約リンクは費用がかからず、料金の精度や着地ページでの操作などが表示に影響する
✓公式サイトは、料金に含まれるもの、キャンセル条件、予約の入口を客室ページごとに用意する
✓民泊はウェブサイトでの標識掲示が推奨されており、旅館業は令和5年の改正内容を約款などに反映する
公式サイトの予約は、比べられることを前提にした情報の出し方で決まります。条件を正直に、わかりやすく載せることから始めましょう。
編集部コメント
料金やキャンセル条件は、予約サイト、予約エンジン、公式サイトで食い違いが起きやすい部分です。変更したときに確認する場所を一覧にしておいてください。
この記事の編集者
C.Ogawara
大手食品メーカーにて約1年半、商品開発および営業業務に従事。市場ニーズを踏まえた企画提案や顧客対応を通じて、顧客視点を重視した課題解決力を培う。
その後、WEBディレクター兼SEOコンサルタントとして2年目のキャリアを歩み、他の一流コンサルタントの厳しくも愛のある指導のもと日々奮闘中。
ホームぺージ制作やSEO対策業務に携わり、検索流入の改善やコンテンツ制作を支援。 キーワード選定、記事構成の作成、リライトなどを通じて、検索意図に沿ったコンテンツ設計と継続的な改善に取り組んでいる。 毎日キーワード分析を行い、これまで分析したサイト数は業種業界を問わず200サイトを超え、最新トレンドや業界別の特徴や差別化要素を提案できることが最大の強み。
HPは会社の顔です。「安く、早く制作する」本当にそれで良いのでしょうか?
弊社はコンサルティング会社の強みを活かし、提案型・伴走型で、わかりやすく丁寧にサポートさせて頂きます。
HPは会社の顔です。「安く、早く制作する」本当にそれで良いのでしょうか?
弊社はコンサルティング会社の強みを活かし、提案型・伴走型で、わかりやすく丁寧にサポートさせて頂きます。
保守無料、分析ツール(ヒートマップ、GA4、サーチコンソール)設定無料、セキュリティ強化(SSL化、スパム対策)無料、マニュアル完備&レクチャー無料
内容が固まっていなくても、情報が整理されていなくても大丈夫です。まずは、お気軽にお問合せください!
-
フルオーダーメイドプラン
弊社WEBデザイナーによる完全オリジナルデザインをご提案させて頂きます。アニメーションも自由に設計が可能です。
ご発注から2ヶ月程度で制作が可能です。制作費はお問合せください。内容によりますが50万円(税別)が平均価格帯です。
※納品後の軽微修正(文言修正や写真入れ替えなど)や軽微不具合対応(表示崩れなど)は、無料で対応させて頂きます。
どこよりも丁寧に、二人三脚で伴走します!
共に成長し、共に成功を
「何から始めればいい?」「費用はどれくらい?」そんな疑問もお気軽にご相談ください。ご相談はもちろん、資料請求のみのお問い合わせも歓迎しております。無理な営業はいたしませんので、ご安心ください。
Access
Access
株式会社エクシードコンサルティング
| 住所 | 〒104-0061 東京都中央区銀座1-22-11 銀座大竹ビジデンス2階 Google MAPで確認 |
|---|---|
| 電話番号 |
03-6555-4439 |
| 営業時間 | 10:00~19:00 |
| 定休日 | 土、日、祝 |
| 代表者名 | 山下 普之 |
| 設立日 | 2021年2月5日 |
財務支援やWebマーケティングを中心に、多様な課題解決をサポートしております。お客様ごとの状況を丁寧にヒアリングし、最適な施策をご提案いたします。
Contact
お問い合わせ
Contact
お問い合わせ
ご入力の上、次へボタンをクリックしてください。
Related
関連記事
Related
関連記事
-
2026.05.15東京 | ホームページ制作
-
2026.06.18学習塾・スクールのホームページ制作|体験申込を増やす導線と信頼づくり
-
2026.05.02ホームページ制作で失敗する会社の共通点とは?よくある3つの落とし穴
-
2026.05.05ホームページ制作の見積書はどこを見る?安心できる見積書の特徴を解説
-
2026.05.07士業のホームページ制作で成果を出すには?反応が良い理由と押さえるべきポイント
-
2026.05.14会社設立とホームページ制作はセットで頼める?相場と進め方
-
2026.05.18ホームページ制作の費用相場ガイド|15万円から300万円までの価格帯別の違いと選び方
-
2026.05.19ホームページ制作で原稿はどこまで自分で用意する?「原稿丸投げOK」の意味と進め方
-
2026.05.21LP制作とホームページ制作の違いとは?目的別の使い分け方をわかりやすく解説
-
2026.09.17ホテル・旅館のホームページ制作|公式予約につなげる客室・食事・アクセス情報
-
2026.09.04クリニック・歯科医院のホームページ制作|医療広告ガイドラインを踏まえた情報設計
-
2026.06.22士業事務所のホームページ制作|相談につながる専門性と信頼の見せ方
-
2026.06.23建設業・工務店のホームページ制作|施工実績と問い合わせ導線の作り方
-
2026.06.24不動産会社のホームページ制作|地域情報と物件導線で問い合わせを増やす方法
-
2026.06.25飲食店・店舗ビジネスのホームページ制作|予約・来店につながる情報設計
-
2026.08.03運送会社のホームページ制作費用|相場の見方と見積もりで確認したい項目
-
2026.08.05カフェのホームページ制作費用|自作・制作会社の違いと予算の決め方